魔法のぐっすり絵本第2弾「おやすみ、エレン」を4歳の息子に読んでみた
こんにちは、みんとです(*^^*)
こちらの「おやすみ、エレン」という絵本をご存知ですか?
以前当ブログで紹介した、たった10分で寝かしつけができると話題の絵本
「おやすみ、ロジャー」シリーズの第2弾です。
前回ロジャーを4歳の息子のもこたに読み聞かせたところ、10分とまではいきませんで
したが、読み終わるまでには寝てくれてその効果を実感しました。
調べてみると「第2弾がある」ということで、またもや図書館で借りてきました!!
ロジャーが良かったため、必然的に「おやすみ、エレン」に高まる期待( *´艸`)
果たして今回ももこたは寝てくれるのでしょうか?
前回同様、読み手を代えて(私とパパ)2回読んでみた感想を書いていきたいと
思います。
目次
おやすみ、エレンの内容
では、まず簡単に絵本の内容を紹介します。
著者・監訳者については前回の記事に詳しく書いたので、今回は簡単にまとめます。
詳しく知りたい方はお手数ですが、こちらの記事をお読みください↓↓
kuroneko-goichi.hatenablog.com
著者
行動科学の専門家と同時に父親でもあるカール=ヨハン・エリーンさん。
自身の知識である「心理学と行動科学」を生かして「おやすみ、ロジャー」と
「おやすみ、エレン」を執筆する。
なお、「おやすみ、ロジャー」は、その効果の高さから世界的なベストセラーと
なっている。
監訳者
こちらも「おやすみ、ロジャー」の監訳者でもある三橋美穂さん。
快眠セラピスト。
読み方
この絵本には、守るべき読み方があります。
これを守ることで、子どもがより眠りやすくなるというものなので、
最初はできるだけ読み方を守って読むことをオススメします。
その読み方とは、
- 運転中に音読しない
- 太字は強調
- 色文字はゆっくり、静かに
- [あくびする]などの動作に従う
- [なまえ]にはお子さんの名前を入れる
基本的にはロジャーと同じです。
ただ、ロジャーと違うところもありました。
それは「子供に合わせてアレンジOK」ということ。
読み方の最後に、この一文が付け加えられていました。
さらに、巻末には読み聞かせのコツや「おやすみ、ロジャー」で寄せられた質問などが
Q&A形式で書かれています。
そこに著者であるカールさんが言う読み聞かせのコツが2つ書いてありました。
それは、
- 子どもをよく観察すること。
- 物語に感情移入すること。
だそうです。
私が思うに、これは「基本の読み方で読みながら、その日の子どもの体調や
疲れ具合なんかを把握して、臨機応変にその時の子どもに合った読み方に
アレンジして読んでね~」ってことではないかと思います。
・・・結構難しい気がするのは私だけでしょうか(笑)
ですが、ここであーだこーだ言ってても始まりませんね。
ママはもこたのために頑張ります!!
本当に寝る?寝ない?実際に朗読してみました!
お待たせしました。
ここからが本題です。
実際にもうすぐ5歳になる息子もこたに「おやすみ、エレン」を読んでみた効果と
個人的な感想を書いていきたいと思います。
「おやすみ、エレン」の効果は!?
結論は・・・
今回も寝ました(゚д゚)!!!
もはや「すごい」の一言です。
最初に書いた通り、1日目がパパ、2日目は私(ママ)が読みました。
1日目がわずか3~4ページ、5分もしないうちに寝たのにはただただビックリ!!
2日目はラスト3ページで寝ました。
どうやらこの日はあまり疲れていなかったのか、半分を過ぎても目がパッチリ。
「もしかして寝ないかも・・・」という時に思い出したのが
「アレンジする」ということ。
「残り半分で間に合うかな」という思いもありましたが、とにかくチャレンジ!!
ちなみに、この時私がしたアレンジというのが
- 全体的にさらにゆっくり読む
- できるだけ声のトーンを落とす
- 子どもと目を合わせない
この3つです。
・・・アレンジって言えるのかわからないくらい、とっても簡単です。
個人的に、注意したのが3つ目の「子どもと目を合わせないこと」です。
前半はもこたの様子を確かめようとして、何度も目が合ってしまいました。
そのたびに集中力が途切れてしまい、もこたが物語に入り込めていなかったような
気がします。
なので、後半は目の端でチラ見作戦です!
その結果、寝かしつけ成功です✨
まぁ、実際のところ、もこたにどれが効いたのかは分かりませんが(^^;
それにしても、この絵本すごいですね・・・。
文章自体は独特な言い回しや繰り返すフレーズが多く、私もそうでしたが、
最初は特に違和感があると思います。
ですが、これは読んでいるうちにだんだん慣れますし、
私が思うに、この部分こそ眠りやすくなるように作られているのではないかなぁ、
と思います。
一応言っておきますが、私には専門的な知識はありません。
あくまで個人的な感想であり、私は専門家が作った絵本を読んだだけです。
「おやすみ、エレン」のあらすじ
この絵本のストーリーはゾウの女の子「エレン」と一緒に魔法の森を冒険しながら、
向こう側のお布団を目指すというお話です。
「冒険する」という流れは、こちらもロジャーと同じですね。
一番ロジャーと違っていたのは「絵」です。
すごい可愛くなっていました(笑)
そしてロジャーより挿絵が多くなってる気がしました。
なので、ただ読んで聞かせるだけじゃなく、普通の絵本と同じように子どもと
一緒に絵を見ながらお話を読み進めていくのも全然アリだと思います!
まさにアレンジですね(^^)
お話の途中にはモグラや小人、さらには可愛くなったロジャーも出てきますよ。
「おやすみ、エレン」は何歳からがおススメ?
私個人のおススメ対象年齢は年長さん前後(5歳~7歳くらい)です。
その理由としては、この「おやすみ、エレン」は、前回読んだ
「おやすみ、ロジャー」より少しだけ難しいような気がしたからです。
「難しい」というと、少し語弊があるかもしれませんが、 私は
「おやすみ、ロジャー」の方が物語に入り込みやすかったように思います。
ですが、先ほども言いましたが、これはあくまで個人的な意見であり、
著者であるカールさんはこの絵本に対象年齢を定めていません。
実際にカールさんのもとには、生後半年の赤ちゃんから大人といった幅広い層から
「助けになった」という声が寄せられているそうです。
「おやすみ、エレン」のレビューや口コミ
「おやすみ、エレン」のレビューや口コミをいろいろなサイトで調べてみたところ、
この絵本を読み聞かせた子供の年齢で多かったのが4歳~9歳でした。
また、レビューの内容を簡単にまとめてみましたので、参考にしてください。
評価が高かった方のレビュー
- 「絵がかわいい!!」
- 「本当に眠くなった」
- 「読んでるママの方が子供より先に眠くなってしまった」
これは私も同じで、[あくびする]と書いていないところで何回も
あくびしてしまいました(笑)
評価が低かった方のレビュー
- 「内容がつまらない」
- 「文章が読みづらい」
※ただ、前置きで「眠くはなるけど~」と書いている方がちらほら。
「眠くなる」ということは、この絵本は目的をきちんと果たしていることに
なるのではないでしょうか。
内容や読みづらさに関しては、確かにそう思う気持ちもわかりますが、
最初のページに意図的にそうしてあると書かれているため、何とも・・・。
全ては子どもを眠りにつかせるためだと思って、頑張りましょう!!
まとめ
- 「おやすみ、エレン」はたった10分で寝かしつけられる絵本として話題になった「おやすみ、ロジャー」シリーズの第2弾である。
- この絵本は専門家によって、眠りやすくなるように作られているため、内容や文章が一般的な絵本とは違うところがある。
- 絵がカワイイ。
- 読み方はあるけど、アレンジOK。
- 読み聞かせのコツは子供をよく観察することと、物語に感情移入することである。
- 対象年齢は定められていないが、4歳~9歳くらいに多く読まれている。
-
「おやすみ、エレン」は4歳の息子に効果があった!!
ぜひお子さんには一度は読んでほしい、そんな絵本でした!
絵本選びの参考になれば嬉しいです(*^-^*)
ちなみに、下にある絵本ナビさんのサイトで「おやすみ、エレン」を
検索していただくと、数ページですがお試し読みできますのでよろしければどうぞ↓↓
「おやすみ、ロジャー」とのセット販売もあります。
終わりに
いかがでしたか?
私自身、もこたがロジャーやエレンを読んだ計4回すべて寝たことにビックリです(笑)
こうなると、何回読んでも寝るのかが気になりますが、
さすがに飽きたら寝てくれなくなりそうなので、やめておきます(^^;
もこたが忘れたころを見計らってもう一度試してみたいと思います!!
とっても長くなってしまいましたが、
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!!
ではでは~(^_^)/