3人ぷらす1匹生活

主に子どもや猫に関することを書いています(*^-^*)

魔法のぐっすり絵本「おやすみロジャー」を4歳の息子に読んでみた

こんにちは、みんとです(*^^*)

 

 

「おやすみ、ロジャー」という絵本をご存知ですか?


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少し前にメディアでも大きく取り上げられていたので、ご存知の方も多いかもしれません。

 

 

タイトルの下に魔法のぐっすり絵本とあるように、たった10分で寝かしつけができる

として話題になった絵本です。

 

 

話題になった当初から「いつか読んでみたい!」と思っていたこの絵本。

幼稚園の夏休み中に、たまたま行った図書館で見つけました。

もうすぐ5歳になる今なら内容も理解できるだろうと思い、借りてみました!

 

 

果たして「おやすみロジャー」はどれほどの効果があるのか、ワクワクしながら

実際に4歳の息子もこたに試してみました!!

 

 

 

目次

 

 おやすみ、ロジャーの内容

 

簡単にですが絵本について説明します。

 

著者

 この絵本の著者はカール=ヨハン・エリーンさん。

スウェーデンの大学でコミュニケーション学の講師を務める行動科学者と同時に父親

でもあります。

そんなカールさんは「すべての家庭の助けになる」という考えから、自身の心理学と

行動科学の知識をいかして、2010年に「おやすみロジャー」を執筆、自費出版しまし

た。

 

 その後2014年に英訳されると、その効果の高さからたちまち口コミで話題となり、

イギリスのアマゾン史上初の自費出版本として「総合ランキング1位」を獲得しまし

た。

すると、大手メディアで取り上げられ、 アメリカ、フランスなどでも次々にアマゾン総

合1位を獲得し、一躍世界的ベストセラーとなったのです。

 

監訳者

日本語版訳の監修をしたのは、快眠セラピストの三橋美穂さん。

睡眠のスペシャリストとして活躍している三橋さんいわく、このおやすみロジャーには

「脳をリラックス状態にして、眠りへと導く心理学的アプローチがちりばめられてい

る」ということです。

 

心理学的アプローチの主な例

  • 眠りに落ちるアファメーション効果(自分に言い聞かせることで、意識に働きかける効果)を高めるために「現在完了形」の文章になっている。
  • 「もっと、もっと」「ゆっくり、ゆっくり」と言葉を繰り返すことで、より自己暗示にかかりやすくなる。
  • 実際の医療現場でも使われている自律訓練法がベースになっていて、意識的に体をゆるませながら眠りやすくする。

 

読み方

「おやすみロジャー」の最初のページには、この絵本の読み方が書かれています。 

 

一番上には注意事項が書いてあります。

どうやらこの絵本は車を運転している人には聞かせてはいけないそうです。

確かに、運転中に寝てしまったら大変ですからね。

 

それくらい効果があるということなのでしょう。

これは期待が高まりますね(^^)

 

 

その他にも

  • いっさいの邪魔がない環境で読むこと。
  • 太字は強調して読む。
  • 色文字はゆっくり、静かな声で読む。
  • [あくびする]などの動作にしたがう。
  • [なまえ]にはお子さんの名前を入れて読む

などいくつかの指示があります。

 

「細かい」とか「面倒だな」と思う方もいらっしゃるかもしれませんが、

これらすべては子どもを寝かしつけるために必要なことです。

 

私には心理学のことは分かりませんが、専門家が作った作品なので、何らかの意図

あるはず!

 

「これを守れば、きっと寝てくれる」と信じて読みました。

 

初めは慣れないかもしれませんが、指示を守って読むことをオススメします。

 

 本当に寝る?寝ない?実際に朗読してみました!!

 

お待たせしました。

ここからは、実際に読んでみた効果と個人的な感想になります。

 

おやすみロジャーの効果はいかに!?

 

結論から言うと「本当に寝ました!!」

これにはパパも私もビックリ。

「偶然かな?」と思い、次の日も試しましたが・・・寝ました!!

 

初日はパパ、二日目は私と読む人を代えてみましたがちゃんと寝ました。

本心を言うと、読む前は「本当に寝るのかな・・・?」と半信半疑だったんですよね^^;

疑ってすみません・・・。

 

おやすみロジャーのあらすじ

 

ストーリーは眠りたいのに眠れないうさぎの子「ロジャー」と一緒に親切な魔法つかい

「あくびおじさん」に会いに行くというもの。

 

お話自体はおよそ20ページとそんなに長くはないんですが、ゆっくり読むところが

多いので、最後まで読むと結構な時間がかかります。

絵は多くありませんが、読み聞かせ用の絵本なので問題ないと思います。

個人的には、うさぎの顔がちょっと不気味かなぁと思いました(笑)

 

あとは、普通の絵本と違って盛り上がりはありません。

読む側としては少々面白みには欠けますが、これは寝かしつけのために作られたためだ

と思われます。

  

もこたが眠ったのはお話の最後の方です。

時間にすると15分~20分くらいかと。

この絵本のキャッチコピーである「たった10分で寝かしつけができる」は叶いませんで

したが、読み終える前にはちゃんと寝たので、もこたには果がありました!!

 

おやすみロジャーは何歳からがオススメ?

 

 ほとんどの方が気になるのが「いったい何歳くらいから読むのが良いんだろう」

いうことですよね。

 

私的に幼稚園くらい、すなわち4~6歳くらいがベストだと思います。

 

何故かというと、この絵本が絵を見ないで言葉のみでお話を想像する「読み聞かせ絵

本」だからです。つまり、

 

  • お子さんが小さすぎる

絵本の内容が理解できず、つまらない

  • お子さんが大きすぎる

お話自体の盛り上がりに欠けていて、つまらない

 

となる可能性が大きいからです。

 

もちろん個人差はありますが、ある程度の言葉が理解できるようになってから読む

ことをオススメします。

 

おやすみロジャーのレビューや口コミ

 

色々なサイトでこの絵本のレビューを見てみましたが、やはり効果には個人差がある

ようです。

 

 

たった2ページで眠ったという感激の声もあれば、まったく寝なかったという怒りの声

もありました。

調べたところ、この本を読み聞かせた子どもの年齢は1歳~12歳と幅広かったですが、

特に集中していたのは3歳~6歳でした。

 

 

効果はあるけど寝ない時だってある!!

 

確かに、このおやすみロジャーは効果がある絵本だと思います。 

しかし、100%絶対に寝るとは限らないのではないでしょうか。

 

個人的には、たった1回読んで寝なかったから諦めるのは早いと思いますよ。

 

確かにせっかく頑張って読んだのに、寝てくれなかったら残念な気持ちになるのも

分かります。

 

ですが、ちょっと考えてみてください。

 

普段の寝かしつけにかかる時間は、毎回ピッタリ同じ時間ですか?

 

そんなわけないですよね。

私を含め、ほとんどの方の答えはNOだと思います。

今日はなかなか寝ないな~という日もあれば、一瞬で寝たなんて日も(笑)

一度はそんな経験、ありますよね?

 

それと一緒で、この絵本だって絶対ではありません。

当然、その日の子どもの体調や疲れ具合によって、寝たり寝なかったりはあるはず

なんです。

 

 

だから、1回読んで寝なかったからといって諦めるのはもったいないですよ!!

今日は寝なくても、明日は寝るかもしれません。

諦めず、もう1回チャレンジしてみることをオススメします(^^)

 

 それでもどうしても寝ない子にはこちら。

おやすみロジャーの第二弾「おやすみエレン」という絵本もあります。

 

こちらも85万部のベストセラーとなっており、なんといっても、

絵が可愛いのが特徴です!!

さらに、おやすみロジャーとのセット販売もしているようです。

こちらもあわせて参考にしてください。

 

「おやすみロジャー」、「おやすみエレン」に興味がある方は、

こちらの絵本ナビさんのサイト内から検索していただくと、数ページですが

試し読みができますよ↓↓

 

 

 

 終わりに

 

いかがでしたか?

私としては、この「おやすみロジャー」は効果がある絵本だと思います。 

ぜひ同じくらいのお子さんに試してほしいです。

 

今回もこたは、たまたま二日連続で寝てくれました。

ですが、もしこれが寝なかったとしたら、私の場合多少の「がっかり」はあるとは

思いますが、それと同時に「次こそは上手に読んで寝かせてやる!!」って

思っちゃいますね(笑)

・・・負けず嫌いなんです( *´艸`) 

 

長くなってしまいましたが、最後まで読んでいただきありがとうございました!!

ぜひ絵本選びの参考にしていただけたら嬉しいです。

ではでは~~(^_^)/~